沖縄戦から63年 教科書検定と新基地建設を問う 沖縄と結ぶ杉並集会
2008/05/28 水曜日 23:53:04 JST

 沖縄の人々は口々に問いかけます。「沖縄では憲法の上に日米安保条約が君臨する。この現実をどのように考えるのか」と。沖縄戦から63年、沖縄が日本に「復帰」してから36年、いまだ変わらない現実。奪われてきた人間の尊厳。もう二度と起こしてはならない-この誓いを私たちは何度繰り返えしてきたのでしょうか。
 敗戦後一貫してたくらまれてきた沖縄戦史の改ざんと、米軍再編による新しい基地建設の動き。いまこの動きをとめようと、連日たたかいに立ちあがっている人々がいます。
 国内外で、憲法9条を変えてはならないと行動する皆さん、「憲法と沖縄」、「基地と人間」、厳しい現実を前に、もう一度ともに考える機会になればと思います。

読谷村役場での出発式を終え、会場に向かう西コースの平和行進団。地元は読谷村職労、高教組などが、全国からも若い労働者が目立つ。

08.5.17役場前

プログラム
☆講演:高嶋伸欣さん
 琉球大学名誉教授、家永教科書訴訟をひきつぎ高島教科書裁判原告
 沖縄戦・日本軍命令を削除した文科省検定意見撤回のたたかいと岩波・大江裁判を考える
☆辺野古の闘いのビデオ上映
☆やんばる・高江(東村)米軍ヘリパット 建設とめよう!ビデオ上映
☆5・15~18 沖縄行動報告

呼びかけ人(出身地)
大田昌秀 元沖縄県知事・大田平和総合研究所主宰(久米島) 山内徳信参議院議員(読谷村) 上江田千代(那覇市) 亀川正子(久米島) 上地安為(宮城島)真野美代子(那覇市) 東仲盛光(勝連町) 山内勝規(読谷村)小多宏子(嘉手納町) 新垣美音子(宜野座村) 小堀房子(座間味島) 新城峯子(久米島)

日時 6月21日(土曜日) 13:30~16:00 開場13:00
場所 杉並産業商工会館・1F

会場・資料代 500円

主催 杉並沖縄集会実行委員会

賛同のお願い

 首都圏に住む沖縄出身者が呼びかけ、取り組んできた”杉並・沖縄集会”は、今回で6回目をむかえました。今年2月に起こった米兵による暴行事件に、沖縄の人々は、被害者は自分ではなかったのか、自分の娘や孫ではなかったのかと、事件の深刻さをわがこととしてとらえています。子どもたちや女性にくりかえし襲いかかる米兵の蛮行、人間の尊厳を奪われ現在もその苦しみから解放されることのない犠牲者、沖縄の怒りは極点に達しています
 ところが、身を切られる思いでいた私たちの前に、 「そんなところに女性がいるのが悪いのだ」と少女を批判する論調が新聞紙上に掲載されました。この傍観者のような意識や感覚はどこからくるのでしょうか。これまでも本土のマスコミは、沖縄で何が起こり、何が行われているのかを全く報道しませんでした。こうした状況の中で作り出された沖縄と本土の温度差について、私たちは見過ごすことができません。
 そこで、日本の敗戦から沖縄が米軍支配の下に置かれてきた歴史、沖縄が日本に「復帰」してからの36年におよぶ基地の島・沖縄の現状、何よりもそこに生き、命をまもるために闘っている人々から学ぶ機会をつくろうと、沖縄集会を取り組むことにしました。
 進められる米軍再編は、沖縄の中北部をアジア・中東をにらむ巨大な軍事基地・要塞にするものです。辺野古・大浦湾に、V字型滑走路や軍事施設が建設の工事が進められ、日米両政府は、14年間かけて実現するといっています。
 私たちは、今月の15日から18日にかけて現地を訪ね現状を目にしてきました。これ以上、沖縄が戦争の拠点となり、基地被害にさらされることがないよう、また沖縄の米軍基地から飛び立った米軍によって、イラク・中東での殺戮を許してはならないとの思いを強くしました。いま高校の教科書から沖縄戦の「集団自決」における軍の命令を削除する動きが進められていることは、無関係には思えません。憲法9条を変えようとする動きが強まっているいま、この集会が9条を実現する行動のひとつになることを願ってやみません。皆さんのご賛同をお願いします。

賛同額(個人1口 1000円 団体1口 2000円)

 
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