けしば誠一の区政報告(2009夏44)
2009/06/22 月曜日 00:00:02 JST

けしば誠一の区政報告(2009夏44)を発行しました。

豊多摩高校のドコモ基地局建設反対!
電磁波の生徒への危険性を質す

【6月8日一般質問】 

 3月末に開始された豊多摩高校携帯基地局建設工事は、校長への申しれの後、中断しています。電磁波の危険性、とりわけ児童・生徒に及ぼす危険性について区の見解を質しました。
 環境部長は、「WHOの基準に拠る国の規制により、一般的な携帯電話の電磁波による有害な生体作用はない」と答弁。再質問で、学校や保健施設付近への携帯電話基地局設置を禁じられているヨーロッパの現実を示し、区の責任を追及しました。

PTAが説明会を要望し工事は中断

 5月23日のPTA総会では、疑問の声が集中し、臨時総会を開くまでは工事をしないようドコモに要請しました。6月11日のPTA運営委員会で、1~3年生合同の臨時保護者会を決めました。学校長は、「反対の声を無視して工事を再開することはない」と約束しました。

学校施設に基地局設置は止めさせよう

 欧州議会では4月1日、電磁波に関する勧告を見直す報告書を採択。特にこどもと若者への電磁波の危険性を懸念し、学校施設や保健施設付近への設置を禁じています。フランスでは、学校から基地局を百m離す行政命令が出ているほど。高さ30mの電波塔では、そこから二百m~三百mの範囲が電磁波の影響が強いのです。豊多摩高校は、その範囲に保育園や児童館、小学校があります。都内公立学校初の基地局設置を止めましょう。

高井戸東4丁目コンテナ倉庫
計画の白紙撤回勝ち取る

 井の頭通り沿いに、住宅と隣接してコンテナ形式の倉庫が、6月中旬着工予定で建築確認が出されました。24時間出入り自由、無人管理で荷物に責任を負わない倉庫に不安を抱いた近隣住民から相談を受けました。 まず、事業者に要求した近隣説明会が9日に決まり、近隣へにお知らせしました。8日に、一般質問で取り上げ、耐震性など区の指導を求めました。
 近隣説明会には15名が参加し、建物の安全性や管理面での問題点を指摘しました。住民からは、浜田山地域で事業を行うなら、近隣の住環境に配慮したものを立てて欲しいとの要望が出されました。建築主である大手倉庫会社から取締役が出席し、誠実な姿勢が感じられました。数日後、事業者から「計画を白紙に撤回する」との回答を得ました。住民の力です。

認可保育園との格差を問い、保育室増設議案には反対

 区長は、「保育園の国基準は、都心部では時代に合わない。基準を緩和して認証保育や保育室をどんどん作れるようにすべき」と表明し、保育室増設を提案。
 保育室増設の議案に反対意見を述べました。待機児童を解消するための保育室設置は、あくまでも応急対応であるべき。認可保育園と比較すれば園庭がないことや職員の労働条件の低さなど格差は明らかです。保育事業への営利企業の参入を促進し、保育の公的責任を後退させることに反対しました。

三井の自然の保護を

 三井グラウンド開発区域内の樹木が、開発に伴い保護樹林指定が解除され、保護樹木に指定変更された経緯と現状を質しました。武蔵野の自然が手付かずで残る三井の森は、来年開園予定。安易に開放すれば、貴重な植物や生物が喪失する危機に。手をつけず次世代に残すための方策を求め、区は一部に立入制限地域を設けると答弁。

外環道事業化弾劾
守ろう善福寺の水と緑

 4月27日、国土幹線自動車道建設会議が開かれ、外環道事業化を決定しました。杉並区は、これまで「具体的な交通対策や環境対策が明らかになっていない現段階では 外環事業の着手まで容認するものではない」と要望してきました。道路交通対策特別委員会で、区がなぜ容認したのかを追及し、地下水への影響など取り返しのつかない事態が生起した時の、区の責任を問いただしました。

葬儀場の建築確認下りる
「建築前に説明会  が前提」と確認

 6月1日、富士見ヶ丘駅前葬儀場の建築確認が下ろされました。区の指導要綱に基づく説明会が十分行われていない状況で、今回なぜ建築確認が下りたのか追及しました。事業者は、建築確認を得たことで、住民への説明をしないまま工事を強行するおそれあり。交通安全対策や管理運営事項について、着工前の十分な説明が前提であることを区に確認させました。

扶桑社と関わる大蔵委員長は採択からはずせ

 大蔵雄之助教育委員長が、扶桑社と深い関わりを持つ「日本教育再生機構」の役員である証拠を示し質問しました。大蔵委員長は「評論家として、誘われればどこでも話をする」と、団体に参加し発言したことは認める。特定の教科省発行団体に参加する大蔵委員長は、8月教科書採択に関与すべきではないと追及。区は「役員でないから問題なし」と擁護しました。

扶桑社版で学んだ生徒の声

  「この教科書の印象は、歴史の事実を教えるというより、書いている側の思想が色濃かった」「神話や天皇の話ばかり登場し、そのために大事な言葉や資料が所々抜けている」「受験につかえない」などの声に、区教委は「検定に合格し、学習指導要領に従った内容で問題なし」と答弁し生徒の声を無視。

 
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