| 12月8日、本会議名誉区民候補者反対意見 |
| 作者 けしば誠一・新城せつこ | |
| 2009/12/24 木曜日 23:42:21 JST | |
|
文化勲章を受けた経済学者速水融氏を 「名誉区民」候補にする議案に反対 山田区長は、ノーベル物理学者小柴博士を名誉区民として始めて表彰して以降、邦楽の人間国宝4名、児童文学者など次々と、毎年のように名誉区民に選び、新年賀詞交換会で自ら記念品を授ける役割を演じてきました。優れた洋楽者は多数いても、なぜ邦楽者なのか、どのような基準で選んだのかあいまいで、区長の売名行為の疑いもぬぐえません。その点を、区長に質問してみたところ、納得できる答えがないため、以下の反対意見を述べました。 議案73号 杉並区名誉区民候補者について反対意見 第1に、本日、定例区議会最終日に議案が届き、突然の提案となったことです。速水融(あきら)氏が著名な経済学者であり、その業績が称賛に値するものであることを否定するものではありません。しかし、今回最終日に、議会で検討する時間がないまま提案されたことは議会軽視です。それが区長の個人的お考えであればさらに問題です。 第2に、最初に、名誉区民とされた小柴博士は、区制50周年に当たり、しかも、世界でもまれなノーベル物理学賞を受け、区民の誰もが納得できるものでした。しかしこれがその後人間国宝や、すぐれた児童文学者に広がり、今回は文化勲章を受章された方が選ばれた。どのような根拠で、どのような基準で選ばれたのかあいまいです。文化勲章など、マスコミに取り上げられた人が選ばれるのも問題です。 第3に、区長の気にいった方、区長が尊敬すると思われた方、区長の思いつきや価値判断で決められていることです。区長の諮問機関である、審議会は区長の提案であれば立派な方である限り、同意するほかありません。同様の制度の下で、他区では、首長が勇退後名誉区民に選ばれる自治体もあり、顰蹙を買っています。 第4に、何段階もの階級があり、天皇から授かるという階級社会の残滓であり、象徴に他ならない叙勲制度の問題点です。杉並名誉区民は、叙勲制度の杉並版となりかねない危険を感じます。杉並区の首長である区長が、候補者の上に立って名誉区民の称号を授けるという関係は、住民が主権者である自治体の在り方としては間違いです。 以上の理由から議案には反対いたします。 |
| < 前へ | 次へ > |
|---|
