福島原発が爆発炎上 高濃度の放射能放出
2011/03/16 水曜日 15:35:33 JST



東京電力は情報を開示し、住民の生命と安全を第一に

14日、福島第一原発3号機が、1号機に続き爆発し11人が怪我、15日は、3号機の付近で400ミリシーベルトの放射能、火災が発生した4号機では100ミリシーベルトの高濃度の放射能が検出されました。これはこの間発表された濃度の1千倍で人体に重大な影響を及ぼす値です。
 「格納容器の損傷はないからたいしたことはない」と説明していた政府は、最悪の事態を認めました。政府は、避難地域を半径30㎞圏に広げ、残る住民に屋内待機を命じました。エアコンや換気扇の使用も禁じています。南相馬市は、30㎞圏内に入り避難所から外に出られません。
 13日には東芝で原発を作っていた後藤政志さんが実名で原子力資料情報室の記者会見に応じました。その際、「事態はまだチェルノブイリに至ってはいないが、爆発した米スリーマイル島の原発事故より悪い可能性が高い」と語っていましたが、その通りになりました。
 これまで情報公開が不十分で、住民の避難が後手後手になり、住民に被曝の被害を拡大させた東京電力と政府の責任は重大です。政府は、住民の安全第一に、何が起きているのか正確な情報を開示し、住民の避難を優先すべきです。
 

区内計画停電のお知らせ

東京電力は、16日から3日間の計画停電を決め、区内では善福寺1~4丁目。西荻北3~5丁目、松庵3丁目で15時20分から18時20分まで実施すると伝えました。信号機がつかない事や医療機関などで事故につながるおそれもあります。原発中心の姿勢を改め、水力や火力発電、東電以外の電力供給会社もフル稼働し、ライフラインを守ることに徹するべきです。

区の電力の購入は入札で

3月3日予算委員会で、無所属区民派は、区が電力の購入を随意契約で東電から購入していることを質問。電力購入の自由化が始り、国の省庁や県庁などが、他の会社からしかも安い価格で購入している実態を示し、入札にすべきと質しました。区は、電力の安定的確保のために東電と随意契約と答弁。今回の事故は「原発の電力がクリーンエネルギー」という東電の主張が根拠のないことを示しました。


杉並区民ニュース 新城せつこ 区政報告NO89(2011.3.17発行)より


 

 
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