原発の運転や建設作業に新型コロナ感染拡大!

感染者が出て工事を中止している玄海原発

九州電力は4月15日、玄海原発の「特定重大事故等対処施設」の建設工事に携わる作業員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。14日夜から工事を中断し、社員や請負会社の計300人が出勤を見合わせ、工事再開時期は未定とされています。
4月18日東京電力は、柏崎刈羽原発で防災業務を担当する社員が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。自宅待機中で18日にPCR検査で陽性と確認され、同じ事務棟で勤務し接触があったとみられる社員5人を16日から自宅待機させています。24日に、柏崎刈羽原発で広報担当の男性社員が感染したと発表、防災担当の男性社員に続き2人目の感染確認です。東電は、男性社員と同じ部署で接触があった社員14人を22日から自宅待機させました。
新型コロナウイルスの脅威は、三密状態が懸念される原発の運転や関連工事にも押し寄せています。ゼネコンの建設工事等すべてが自粛されている今、原発の運転や原発関連工事は不要不急のものであり、直ちに停止すべきです。

東京電力では4月20日までに、子会社の役員や社員など8人の感染が確認。東電本社ビルで賠償業務に従事する男性の感染確認が明らかになり、約70人の社員は4月10日から自宅待機となっています。東北電力では、4月7日および9日に、それぞれ社員1人の感染が判明。感染した社員との接触があった事務所を閉鎖し、58人の社員が自宅待機を余儀なくされています。東電では、福島第一原発廃炉作業と首都圏の拠点間での社員の行き来を強く自粛するよう指示。新型コロナウイルスの影響で福島第1原発構内での廃炉作業に使う防護服の確保が困難になる事態に備え、市販の作業着への切り替えや再利用などの運用を始め作業員の安全が二の次となっています。