区立学校の6月8日から分散登校の延長…「性別」による登校はありません
6月1日からの区立中学校の分散登校について、「性別」で分けられていることが判り直ちに教育委員会に、調査と状況確認を行いました。
区立中学校23校の中で、「性別」での分散登校は7校。その理由のひとつに、1年生は新しい学校で不安が最も大きいことで小学校からの仲の良い友達が一緒であれば、その不安は少しは減るのではないかという配慮もあるとのこと。そこで1学年だけではなく、上級学年についても同様にしたというものでした。ある学校では、ステイホームの中での体重増加・計測から配慮したとの学校があるようです。文科省が通知した「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等」がどのように扱われたのかの私の質問には、「基本的なことであり当然考えているもの」との答えがありました・・・そうあってほしいですね。
学校の分散登校が延長になりました。再延長では3校が同じような性別登校を申請しようとしていたことに対し教育委員会が課題を指摘したところ、学校長の判断で性別登校をとりやめたことが判りました。杉並区の学校では、性別による分散登校はなくなりました。コロナ禍という緊急事態の中でも、お互いに注意を促しながら、違いを認め合い子ども達が健やかに過ごせるような学校の取り組みを願っています。