外環トンネル工事の酸欠漏気の危険性を質す
6月12日道路交通対策特別委員会で、外環道本線シールドトンネル工事で3月以来野川に頻発する酸欠漏気の危険性と安全対策について質しました。国・事業者は、「水面直上及び河床から1.5ⅿ上部の位置においては、20.9%であり、周辺環境に影響はない」「大気に希釈されて安全」と言っています。
2018年野川で観測された酸素濃度は1.5%~6.4%の致死量レベル、今年3月に7.2%、4月に15.6%と18%以下の危険な値が公表されています。住民が独自に測定して得た1.4%~4.2%と差がありすぎます。シールドはいずれ神田川の下を通り、善福寺の遅野井川親水エリアの水面で遊ぶ子どもたちには安全とは言い切れません。国に住民への説明と安全対策を求め、区から国に要望することを約束、シールド機が区内入るまでに、区独自の酸素濃度測定準備をするよう求め、区の検討を確認しました。