国や都の「自粛要請」は行政の責任を隠す方便

6月11日に東京新聞に、たんぽぽ舎にも関わる白倉真弓さんが投稿した「言語矛盾の『自粛要請』」の内容は、的を得たものでした。要旨は、白倉さんのフランス語を話す友人が、『自粛要請』をフランス語には訳せないと言う。自粛とは、「自ら慎むこと」であり、他者から要請されれば自粛ではなくなる。「休業要請」「在宅要請」と言うべきもの。政府や自治体が「休業要請」とするなら補償を伴う。政府が要請するものにあえて「自粛」と付けるのは、自ら慎むように仕向けることで、補償が伴わなくても仕方がないという意識を植え付けることができるから。政権にとって、自粛は互いを監視し合う空気づくりには効果的で、補償を出すより安上がり。以上の内容ですが、全く同感です。新型コロナには自らと他者を守るため正しく自粛しつつ、行政の責任は厳しく問い質していきましょう。