沖縄の米軍基地内に新型コロナ感染拡大
7月17日自治体議員立憲ネットワークの総会がオンラインで開かれ、仲村未央沖縄県議会議員から、在沖米兵に新型コロナ感染者が急増していることが報告されました。
17日の県のホームページでは、普天間基地で73名、キャンプハンセンで58名、その他加え138名の感染者が報告されています。日米地位協定の下では、米軍人を検疫の対象外としており、感染者が爆発的に増えているアメリカから多数の米兵が検疫を通さず入国していることが問題です。7月3,4の両日に基地外でのパーティーに参加した米軍関係者を乗せたタクシー運転手が、新型コロナに感染していることも判明しています。
5月1日以降60日連続で新規感染者がゼロであった沖縄に、クラスター爆発の危機が迫っています。7月15日玉城デニー知事は、河野太郎防衛相と茂木敏充外相、首相官邸を訪ね、基地を通じ入国する米軍関係者のPCR検査徹底や、米本国から沖縄への異動中止などの対策を米側に講じさせるよう要請しました。