感染者が出た施設は全員にPCR検査実施可能に

職員2名の感染が出た子ども子育てプラザ成田西、他の職員全員が陰性と確認され17日再開しました。

9月23日総務財政委員会でコロナ対策等の補正予算第7号を審議しました。新型コロナ対策で高齢者施設、障がい者施設、児童施設で感染者が出た場合、濃厚接触者だけではなく、施設の利用者と従事者全員に独自にPCR検査を実施する等の対策が講じられます。国は濃厚接触者に限ってPCR検査を認めそれ以外には財政を保障しないため、現状では区の持ち出しとなります。医療や福祉施設従事者からは、定期的な社会的検査の要望が出ており、世田谷区では実施する予定です。
質問で、区内のエッセンシャルワーカーが2万人を超え、仮に全員に1回PCR決算を実施すると4億円がかかるということがわかりました。国が社会的検査への財政保障をしない限り、自治体独自に実施するのは財政的には難しいことがわかりました。クラスターの出た地域では住民全員の検査拡大を求めたところ、区長からは、区としては当面感染者の出た施設で全員検査を実施することとし、この間の感染者の現状や推移とその理由など国や都がが説明不足で、自治体の判断任せになっている実態が語られました。