陥没や空洞を生み出した外環工事は中止を!

外環工事による空洞図

10月18日に起きた調布市の住宅街の陥没事故現場近くで、11月2日新たに地中に空洞が見つかりました。外環トンネル工事の事業者ネクスコ東日本によると、空洞は市道陥没現場の北側約40mの地点で、ボーリング調査の過程で見つかったとのこと。地下5mにあり、幅4m、長さ30m、高さ3mの大きなものです。陥没現場と同様、9月に地下47mをシールドトンネル工事の掘削機が通過した場所で、真上に住む住民は、振動に1カ月近く悩まされ続けたと証言しています。
4日ネクスコから住民説明会、5日外観道トンネル技術検討委員会が行われ、有識者から「空洞の状況から直ちに地表面に影響を及ぼすものではなく、緊急的な対応は必要ないが、充填することが望ましい」との見解が示されました。しかし空洞の真上に住む住民の不安は解消できません。シールドがこのまま進めば来年度には杉並区内に入ります。11月16日から開かれる第4回定例会の一般質問で、外環トンネル上に住む住民の安全が保障されない以上、工事はやめるよう求めます。