11月21日 調布市で外環工事の上に二つ目の空洞発見

発見された空洞の位置

11月22日外環工事事業者ネクスコ東日本は、調布市の市道が陥没した現場近くの地中に、新たな空洞があることを確認したと発表。陥没事故後、付近で空洞が見つかったのは2カ所目、同社は21日夜、付近の7世帯の住民に避難を呼びかけました。
新たな空洞は、陥没地点から南側に10~20メートル離れた場所で、地表から深さ約4mにあり、幅約3m、長さ約27m、高さ(厚み)約4m。直下では外環道のトンネル工事が進められています。有識者からは「直ちに地表面に変状を及ぼすものではなく緊急的な対応は必要ないが空洞は早期に充填するよう」指示されました。ネクスコ東日本は、空洞を埋める作業と、地表面変異への常時観測を継続しています。外環トンネルに沿って次々とおきている事態に、国・事業者は、外環道トンネル工事との因果関係は不明と述べています。原因がわからないなら安全対策を講ずることもできません。沿線住民の安全が保障できない外環工事は止めるべきです。