大阪地裁が大飯原発3.4号機設置許可取り消し

大飯原発の写真。左から4号機、3号機。奥に廃炉が決まっている2号機、1号機。

12月4日大阪地裁は、福井県や近畿地方の住民ら127人が、大飯原発3、4号機について国の設置許可を取り消すよう求めた行政訴訟の判決で、許可を取り消す画期的な判決を下しました。森鍵(もりかぎ)裁判長は、原発が想定する地震の最大の揺れを示す「基準地震動」について、「原子力規制委員会の判断に看過しがたい過誤、欠落があり、設置許可は違法」と判断しました。関電は地層の調査や過去の地震データなどから、基準地震動を856ガルと算定、住民側は少なくとも1150ガルになるとして、現在の原子炉では耐震性を満たしていないと主張していました。
2011年の福島第1原発事故後、国の設置許可を否定する司法判断は初めてで、反原発運動に大きな弾みとなります。