関西電力が地裁判決無視し大飯4号機を1月15日起動

写真左が4号機、右が3号機
関西電力は、昨年12月大阪地裁判決で設置許可を取り消された大飯3.4号機を、1月15日再稼働すると発表しました。国側が控訴して係争中だというのが理由です。
昨年7月からの定期点検で配管に損傷が見つかり起動できなくなった3号機、11月には高浜3号機の蒸気発生器の伝熱管に損傷が見つかり、老朽化した原発は、配管などの腐食、亀裂、損傷などで危険性は明らかです。しかも大阪地裁判決で、予想できる地震の大きさに耐えられる設計でないことが指摘されたのです。高裁でこれに対する判断がなされるまで停止するのが、電力会社としての責任です。関西の仲間たちが、本日12時半から福井県大飯町で大飯原発に対する抗議行動を行います。コロナ禍で東京からの参加は叶いませんが連帯の思いを送ります。