第12回生活保護問題議員研修会

 

8月9日・10日 生活保護議員研修会

地方から生活保護行政を変えていく!コロナ禍で問われる公の役割

毎年欠かさず参加してきた生活保護問題議員研修会は、コロナ禍で昨年初めて中止となり、今年はオンラインで開催されました。党派や立場を超えて全国の地方議員が参加をするなどとても盛況です。今回は8月9日、10日、18日、20日、4時間4日間にわたる勉強会。これまでは分科会は同時開催なので、一つの分科会にしか参加できませんでしたが、すべてに参加することができます。

今年のメインテーマの一つは、生活保護申請時に行われる「扶養照会」についてです。生活保護申請を行う場合、これによって断念する人が少なくありません。扶養照会が義務なのか、必要なのかなど、国会における厚生労働大臣の答弁や福祉事務所(ケースワーカー)の状況などが紹介され、保護申請に同行する際の備えを学ぶことができました。

この夏も生活保護申請に同行していますが、窓口対応には疑問を抱くことも少なくありません。自治体によっても実態に違いがあり、全国の事例に学ぶことは多くあります。

困っているときに、だれでも、いつでも、利用したいときに利用できる生活保護制度になるよう、私たちも力をつけながら取り組んでいきます。