自宅療養者を支える体制の抜本的強化を!

1000人前後の自宅療養者に超過勤務で懸命に対応する保健所

9月10日一般質問で、コロナに感染し杉並区の仕事場で療養していた40代の男性が8月上旬亡くなられた件をとりあげました。男性は他区でPCR検査を受け陽性が判明、住所地の家族への感染を心配し、杉並区内の自分の店舗で療養中。保健所は8月1日以降、4日間で7回男性に電話をしたがつながらず、療養先を訪問しても部屋が見つからず対応を終えました。当時は自宅療養者が1000人に達し保健所職員は超過勤務が月100時間を超え、かけた電話に出ない方が多く電話や訪問を迷惑だと怒鳴られるなど疲弊しきっていました。

根本的には、隔離が原則の患者が入院できず、宿泊療養施設を増やさない都の責任です。今回は他区から杉並保健所に届いた発生届(国のシステムHER-SYS)の冒頭には店名などの詳しい記載がなく、後で自由記載欄に「区内の自営店舗で療養」「緊急連絡先に母親の携帯」があったことがわかりました。これを把握できていれば訪問した際に会えるか母親に電話できたのです。区長は「担当していた職員の責任ではない。今後は他区から送られるデータを全てプリントアウトして共有する、送った側も受けた自治体任せにせずその経過を協議、自宅療養者には1日2回電話し、24時間つながらないときは訪問し必要な支援を実施する、本人が確認できなかった際には送った自治体に問いあわせるなどをマニュアル化し、自宅療養者の命と安全を守る。」と答えました。