病床と宿泊療養施設の不足で8月自宅療養者の死亡が急増

ホテルを利用した宿泊療養施設
東京都は7日、新型コロナに感染し自宅療養中に死亡した人が昨年12月から今年8月末までに32人、このうち21人は、感染者が急増した8月中」と発表。9月の1週で9人が死亡しています。10日の一般質問で、「感染症患者は隔離が原則、都の対策が不十分な中、区独自に宿泊療養施設を設置することはできないのか」と質問しました。
保健所長は「宿泊療養施設は都の専権事項、区からは『都の要請あればいつでも区内に設置する用意はある』と都に要望しているが、都からは一度も回答がない」との答弁でした。小池都知事は、自治体に供給予定のファイザー製ワクチンの三分の一を都で抜きとり、渋谷で若者向け集団接種を行い「やってる感」を演出。ワクチンは自治体に任せ、余力があるなら臨時病床と宿泊療養施設を増やすことに責任をとるべきです。