米軍由来のオミクロン株の感染拡大に緊急対策を

新型コロナ感染が出ている沖縄米軍基地キャンプハンセン

「全国的に感染拡大の第6波に入った」 7日に専門家がこう指摘して以降、感染は急拡大し沖縄では8日1759人で過去最高、在沖米軍では429人と過去最多、広島県で619人人、山口県でも152人の感染確認が発表されました。さらに東京都でも1223人で1週間前の14倍、デルタ株からオミクロン株へのおき替わりによる感染が全国で広がっています。沖縄の急拡大は岩国基地のある山口県や隣の広島県とともに米軍由来であると判断できます。米軍は、オミクロン株の感染者数を公表しておらず、来日する全米軍関係者が出国前のPCR検査が免除されていたなどのずさんな運用も発覚しました。政府は米軍関係者の入国停止・外出禁止などを米側に要求すべきです。日米地位協定の抜本改定がなければ、入国時の検疫や規制には何の効果もありません。