外環工事の調布市陥没事故で専門家らが事業者側の調査報告書を厳しく批判

外環問題を考えるシンポジウム(1月17日 )

1月17日、外環道工事に伴い調布市の住宅街で起きた陥没事故の被害者らでつくる住民団体が開催した「外環問題を考えるシンポジウム」に参加しました。出席した谷本親伯(ちかおき)大阪大学名誉教授(トンネル工学)、浅岡顕名古屋大学名誉教授(地盤工学)らの専門家は、昨年まとめたネクスコ東日本の有識者委員会の調査報告は、「信ぴょう性が薄い」と真っ向から批判し、「陥没事故の主因は掘削時の気泡材が地盤を緩めたため」と主張しました。国とネクスコ東日本、中日本は1月23日から2月1日に沿線区市で再発防止策について説明会を開いた後、外環シールド工事を中央ジャンクションと大泉ジャンクションから発進しようとしています。専門家の総括意見として、調布の陥没現場付近の2基を除くシールドマシンを再稼働させる際には、「気泡材の使用をやめてベントナイトを使用せよ」と提言しました。2月9日から始まる定例会でこの件を質問することにしました。