東海第二原発野裁判長が交代へ! 国の代理人であった経歴を問題視

1月25日 原告側弁護団の記者会見。中央:海渡弁護士、左は河合弁護士。
東海第二原発の運転差し止め訴訟の原告側弁護団が、1月25日記者会見で、控訴審で訴訟を担当する東京高裁の担当部が別の部に移ることを明らかにしました。永谷典雄裁判官が、過去の原発関連行政訴訟の国側代理人などを務めていたことを問題視した弁護団が、裁判長に自発的な辞退を求めていたところ、本人から告げられたとのこと。1月31日の第1回期日は取り消しとなりました。河合弘之弁護士は「(担当替えを)決断したことは評価したい」と述べました。水戸地裁判決に打撃を受けた政府に忖度しようとした異例の裁判官人事が破綻したことは大きな成果です。